うえだ通信

2020-02-28

希望退職と転職

希望退職と言えば、業績低迷企業が行うリストラ策だが、最近は好況業種の会社でも希望退職者を募っていると聞く。 いわゆる黒字リストラだ。
例えば、アナログ中年社員を排して、若手IT系技術者に置換えたりする。
マーケットの変化に迅速に対応するため、中年社員が定年になるまで待ってくれないそうだ。 いやはや厳しい世の中になってしまった。
私事だが、かつて繊維大手に在籍中、2回の希望退職を経験した。
当時若手だった私はこれは応募せず、自身が次の仕事の準備を整えた時点で退めた。
自己都合退職です。
今振返ってみると割増退職金のマイナス分を十分取り戻せていると思う。
転職するなら、会社都合よりも十分準備をしたうえでの自己都合で退職すべきだと思う。
希望退職に限らず転職を考える理由は人それぞれだと思うが
“出来れば現在の職場で頑張るのが望ましい!”
これは3,000人の転職をサポートしてきた人材紹介会社の社長の郡山史郎氏が自著の中で説いている言葉だ。
本書には転職理由毎に見解が述べられている。

 

理由その1

収入UPを目指す
余程の素晴らしいキャリアの持主以外は、良くて現状維持、殆どの人がダウンするものと思ってほしい。

 

理由その2

職場の人間関係
どこの職場に移っても相性の悪い上司は居る。

 

理由その3

キャリアアップを目指す
これは賛成。但し若い人のみに許されるケース。

 

 

郡山氏は人材紹介を業としているのに言葉は厳しい。
それでも転職マーケットは盛況だ。
ビズリーチのCMを見ると、明日にでも好条件で転職できそうな錯覚に陥ってしまう。
皆さん、自分の市場価値をよく見極めて下さい。
己の価値が不十分と感じるなら、転職を諦めるか、今からその準備をして下さい。
人生 先は長い。

 

冬の菜園

この冬のテクノスの菜園は積雪も少なく、薄く雪化粧しただけで春を迎えそうです。
そのせいか、ビニールトンネルの中ではホウレンソウ・赤カブ・ダイコン・水菜・小松菜などがスクスク育ちました。これからは春夏野菜の準備が始まる4月に向けて、どの野菜をどこに植えるかを決めるのが楽しみです。
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