うえだ通信

2018-06-29

“キリンビール高知支店の奇跡”を読んで

 

最近話題になった本です。
1972年から14年間もシェア60%を超え、一時は独占禁止法への抵触を恐れて販売を自粛する程のビール業界のガリバー“キリン”が、アサヒのスーパードライの登場で2位に転落した頃のキリンビール田村高知支店長奮闘記。
営業を重視しなくなって、社内調整型の社風になっていたキリンビールの中で

 

  • 本社の指示に従うな、1人1人が自分で考えろ。
  • 会議をやめて現場に出よ。
  • すべてはお客様のため!を行動の原則にしろ。

 

高知のローカル支店長の小さな改革はやがて全社に拡がって行き、競合アサヒを凌駕するところまでを描いたサクセスストーリーになっている。
田村支店長もその後、副社長にまで登り詰めている。
長年、業界トップシェアを誇ってきた巨大企業でも競合他社のたったひとつの新製品に完敗してしまう大変な時代になっている。
言い換えれば3位のサッポロ、4位のサントリーそしてローカルの地ビール会社にだってチャンスがあるエキサイティングな世の中である。
因みに、私の晩酌ビールはイオンブランドのノンアルコールであります。
安くて、健康的で美味しい。

 

獣害対策

 

西脇工場の立地は山間部ではあるが、周辺は住宅に囲まれている。
しかし最近はその民家の庭先の菜園にまで猪や鹿たちがやってくる。
今月、当社のジャガイモ畑も被害にあったので周囲に塀を巡らせた。
当地区から3名が選ばれて猪捕獲免許(ワナ)を取得。
早速2頭を捕まえたので近々、村民に猪鍋が振る舞われるとか・・・。
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