うえだ通信

2012-11-01

ｉｐｓ細胞の開発でノーベル賞を受賞した山中教授には最大の賛辞を送ります。
ｉｐｓ細胞がこれから再生医療や難病の治療に役立つことを願っています。
加えてips細胞を中核として先端医療や製薬の分野がひとつの産業として発展すればすばらしいと思います。
山中教授は時の人として多くのメディアに登場していますが、彼のプロフィール紹介の中で私なりに感銘を受けた点を2つ挙げると、

・サンフランシスコ時代の上司の教え
研究を成功に導くのはVとW
つまりVisionとｗｏｒｋ。
長期的な目標を立てて、がむしゃらに働くこと。

・助教授時代、初めて自分の研究室を持った時、研究者として生き残っていくには
敢えて他者の手掛けていない未知のテーマに挑戦すること。

この2点はビジネスの現場に居る私にも示唆に富んだ話だと思います。
ノーベル賞級の独創的発想には縁のない私ですがＶとＷそして好奇心だけは中山教授に負けないで頑張りたい。
阪神の和田監督はＶもＷも関係なく、今シーズンを過してきたが最後のドラフト会議で当たりくじを引いたので許すことにしよう。