うえだ通信
盗難被害
先日、社用車が1台盗まれた。
向後皆さんも同様の被害に遭わないように、その顛末を時系列で報告する。
4月の某日朝、駐車場に車がないことに気が付いて、すぐ警察、ディーラー、保険会社など関係先に連絡した。
車は当社の入っているビルの地下に停めてあった。
・警察の現場検証では交通課、刑事課の3名が臨場。
防犯カメラなど調べていたが、とりあえず被害届を出した。
・ディーラーへはGPSによる位置情報を求めたが、当日未明の3時24分のエンジン
始動までは確認できたが、それ以降の足取りはつかめず。
・数日後、保険会社の依頼を受けた損害保険リサーチ会社の調査員が来社して、盗難時の状況を詳しく聞かれた。
保険金目当ての狂言詐欺もあるみたい。
・調査員によれば最近の犯人の手口は「CANインベーダー」と呼ばれる特殊な機器を使えば2~3分で解錠できる。
車の左前タイヤ付近のバンパーをこじ開けて機器を差し込むらしい。
・1ヶ月経過後、保険会社からの求めに応じて保険金請求書、理由書、譲渡証明などの書類と併せて車のキーを提出した。
これで所有権は保険会社に移る。
・その直後、警察から連絡があって天王寺の駐車場で車を発見したので確認のため来署して欲しいとの事。
・久しぶりに愛車と対面したが前後のナンバープレートは別のもの(盗品)に取り替えられていた。
・確認に当たっては、マスク、手袋、ヘアキャップを着けさせられ、車体のキズ、損傷箇所毎に私が映った写真撮影、指紋、DNAサンプル採取。
次に車内の遺留品の検証、同じく写真撮影と続く。
最後に20枚以上に及ぶ証拠書類へのサインと捺印。
・朝10時から始まった一連の作業が終わったのは午後4時。
これでも遺留品の点数が少なくて早く終わったとの事。
とても疲れた一日だった。
事後感想
・ディーラーで装備する標準的なセキュリティシステムは殆ど役に立たないことが判った。
・盗難1ヶ月が過ぎて発見されたため、保険会社は車両保険の適用に難色を示したがこれは全額保障で押し切った。
・当社は他にも人気車種のハイエースがあり、これを機にセキュリティを強化した。
菜園だより
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人参の発芽率が良くて沢山のチビ人参が出来た |
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ズッキーニは黄色い実をつけ始めた。 |