うえだ通信

2014-10-28

起 業

国は成長戦略の施策のひとつに起業を挙げています。
起業すなわち独立開業にどんな魅力があるのか?一方でどんな恐さがあるのか?
サラリーマン歴35年そして起業して10年目の私の経験をざっくりまとめてみました。

 

起業してよかったこと・・・

  • とりあえず1人でスタートしても社長です。
    意志決定の自由度はサラリーマン時代とは比較にならない位大きい。
  • 同僚との給料の差や昇進についての不満、社内ルールの足かせなど
    内向きのストレスが無くなり、持っているエネルギーを100%お客様に注力することが出来る。
  • 会社が存続する限り定年はありません。
    60歳になってクビになったり減給されることはない。

 

起業の恐さ・・・

  • 前職の肩書や会社の看板は通用しません。
    家や車のローンも組めません。裸一貫と呼べば聞こえは良いですが正確に言うと1人ぼっちということです。
    自分の能力と健康な体だけが資本(たより)です。
    固定給ゼロの究極の成果主義です。
  • 零細企業なので収入が不安定。
    2~3ヶ月売上が低迷すれば、家族や社員、さらにその家族にまで迷惑を掛けることになる。

 

(まとめ)

起業に当たっては、しっかりとした事業プランが基本ですが、家族の理解、協力も必要です。
よく事業に必要な3要素として人・モノ・金を挙げることがありますが、私の経験では金の優先順位は低い。
そしてせっかく起業しても数年後に大切な資金を使い果たして廃業する人もよく居ます。
政府は無責任に起業を推奨していますが高い確率で廃業、倒産があることも忘れてはいけません。
起業→上場→大金持ち・・・そんなサクセスストーリーは一部の天才か、よほどの強運の持ち主以外は考えない方がよい。
夢のない話になりますが、私は家族や社員が普通よりちょっぴり幸せに暮らせればそれで良しとしています。

 

ハロウィン

いつの間にかバレンタインデーを凌ぐイベントになってしまったが、私も悪ノリして飾りを作ってみました。

 

本来カボチャで作りますが菜園で採れたカンピョウと冬瓜を使って作りました。 本来カボチャで作りますが
菜園で採れたカンピョウと冬瓜を使って作りました。
照明を点けるとケルト人の悪霊払いと言われるハロウィンの雰囲気が醸し出されます。 照明を点けるとケルト人の悪霊払いと言われる
ハロウィンの雰囲気が醸し出されます。
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