うえだ通信

2019-04-26

クルマの未来

私は18歳で免許を取り、以後50年間仕事に私用にハンドルを握ってきた。
その間マニュアルからオートマチックなど利便性は向上してきたがここへきて激的な変化が起こりそう。
先日も、トヨタの社長が新入社員を前にして今、自動車産業は100年に1度の変革の時を迎えていると声高に叫んでいる様子をTVで見た。
そこでこれから始まるクルマの大変革を妄想してみた。
トヨタは次世代のクルマを燃料電池車やハイブリッド或いはプラグインハイブリッドと位置付けて特許を公開してまで仲間を増やそうとしている。
しかし世界の趨勢は電気自動車(EV)で決まり。
トヨタの車が世界で通用しないガラパゴス化してしまうことになる。
今の自動車メーカーは開発・製造・販売・サービスをすべて自前で行ってきたが、エンジンと言う中核部品がコモディティ化された電池に置き替わることでメーカーへのハードルは大きく下がる。
これからのクルマ作りは外部から調達した部品を組立てるだけで終わる。
必ずしも大資本はいらない。
現に掃除機のダイソンや家電量販店のヤマダ電機をはじめ異業種からの参入が始まっている。
これからユニークなクルマがどんどん出てくるだろう。
家電と同じ水平分業というビジネスモデルが成立するとトヨタは最悪、受託組立会社で生き残ることになるだろう。
スマホの例で言えば開発はアップル、組立は鴻海の構図と同じだ。
そして、これからのクルマの差別化は自動運転・AI技術が中心になり、クルマは電化製品のカテゴリーに入ってしまう。
つまり自動車産業の主役は自動車会社からGAFA(プラットフォーム企業)或いは新興ベンチャーに移行することになる。
以上、私の妄想でした。

 

尼崎城再建

 

尼崎城は江戸時代初期に徳川家康の家臣 戸田氏鉄が大阪城の西の守りとして築城。その後、明治の廃城令で破却されるまで続きました。
この度、尼崎出身のエディオン(旧ミドリ電化)創業者の寄贈で再建。
阪神尼崎駅のホームからも見えます。
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